歯の定期検診へ行こう!①
みなさんは歯科の定期検診を受けていますか?内科的な定期検診は学校や職場などで行われていますから受診のチャンスもあり、多くの人が受けているでしょう。ところが、歯科検診は学校を卒業すると、なかなか定期的に受診できない、というのが現状ではないでしょうか。
虫歯や歯周病予防には、日々の歯磨きや食生活はもちろん大切ですが、季節ごとの検診やプロの手によるクリーニングがとても効果的です。定期的にお口の中の状態を見ることで比較的軽度・早期の段階で治療できるため、歯の治療が怖かったり、苦手だと感じている人こそ、歯の定期検診がおすすめです。
☆定期検診の目的
歯科の定期検診は、虫歯や歯周病など、お口の病気を予防するという目的があります。
〇発生予防(1次予防):疾病の発生を未然に防ぐ行為
〇発病予防(2次予防):早期発見・早期治療
〇疾病の進行予防(3次予防):病気の進行・悪化状態を経過観察や維持管理する
一般的な定期検診で行われている主なものは、2次予防の「発病予防」と3次予防の「疾病進行予防」です。これらは「メンテナンス」といわれ、治療の一環と考えられています。主に虫歯や歯周病の原因菌を減らす「プラークコントロール」が重要です。