知覚過敏その他の原因
☆その他の原因
知覚過敏その他の原因として、比較的多くみられるのは次のようなものです。
〇̌くさび状欠損(歯の根元の露出):歯の根元部分は「エナメル質」が薄く、少し削れるだけで内部の象牙質が露出しやすい場所。歯周病、嚙み合わせなどが原因で、根元が露出していると知覚過敏を起こしやすくなります。
【くさび状欠損のチェック方法】指の爪で歯の根元の方から歯の頭の方向になぞり、根元近くで爪の引っかかるような段差ができていれば「くさび状欠損」の可能性が!
〇歯の摩耗:就寝中の歯ぎしりや酸蝕歯(さんしょくし)など、歯の表面のエナメル質部分が摩耗して内部の象牙質が露出した場合にも知覚過敏を起こすことがあります。
〇噛み合わせ:歯と歯がぶつかり合う際の衝撃や力が、根元周辺のエナメル質に目に見えないクラック(ひび割れ)を起こします。外見上は何ともないように見えても、内部の象牙質に刺激を伝える状態になり、知覚過敏を起こすことがあります。